サラリーマンを生き抜くための行動7選

サラリーマン処世術

サラリーマンを生き抜くために重要な7つの行動をご紹介します。これを実践することであなたも充実したサラリーマン生活が送れるはずです。是非前向きに取り組んでいきましょう!

1.信頼が最も重要

サラリーマンで最も重要な要素は他人から信頼を得ることです。なぜなら、サラリーマンは常に組織で動くことが多く、チームで仕事をします。一匹狼では成果は出しづらくなりますし、効率的にも動けません。
信頼されていれば協力もしてもらいやすくなりますし、お互いに助け合える関係が築けます。
ここで、信頼される行動と信頼を失う行動をご紹介します。

信頼UPの行動信頼DOWNの行動
しっかり挨拶
時間を守る(5分前行動)
間違ったとき、ミスした時は謝る
期限を守る
結果を出す
感謝をきちんと口に出す
会議に遅刻する
間違いを認めない
有言不実行
約束を守らない
人によって態度を変える

ポイント:信頼はサラリーマンに限らず人として最も大切です。

2.バッドニュースファースト

上記でもお話ししたようにサラリーマンはだいたいチーム戦です。そのため報連相(報告・連絡・相談)はとても大事。
その中でも、悪い報告は真っ先に上司に上げましょう。クレームを受けたとか、こんなミスをしたとか、こんなトラブルがあったとか。
組織にとって風通しよくどんな情報もすぐに上がってくることは継続的な発展、組織力UPには不可欠です。
上司に悪い報告をあげたとき、もし仮に上司が怒鳴りつけたり不機嫌な態度を取るようであればそいつはクソ上司確定なので付いていく必要はありません。

よい上司なら、「報告してくれてありがとう、一緒に対策を考えよう」となります。

ポイント:悪い報告は真っ先にしよう!

3.結論から先

報告の場合、絶対に起承転結で話してはいけません!
よく、上司へ報告する際、あった出来事を順番に伝えたり調査した手順通りに一から順に説明する人がいますが、聞く側にとってこれは最悪。最終的にどこに落ち着くのか分からないままずっと話を聞くのは本当に地獄です。聞く側は頭の中で常に話の方向性を考えメンタルモデルを構築します。このメンタルモデルと話の内容がマッチしていると素早く理解できスムーズなコミュニケーションが成り立ちます。そのためにも真っ先に結論を伝えるようにしましょう。
ここで、相手に正確にかつ効率的に伝えるPREP(プレップ)法をご紹介します。

Point:要点(結論)
 最初に要点(結論・主張)を言います。

Reason:理由
 結論に至った理由を説明します。「なぜなら~~~だからです」

Example:具体例
 理由を、事例や具体例を用いて詳しく説明します。「例えば~~です」

Point:要点(結論)
 最初に言った結論を、最後にもう一度言います。

PREP(プレップ)法はこれらの頭文字を取ったものです。この順番で話すことにより自然と相手のメンタルモデルに沿った内容となり分かりやすく伝えることができます。

ポイント:PREP法を身に付けよう!

4.言われたら速攻で

会社で上司から指示があった時はすぐに動きましょう。
サラリーマンは印象が何よりも大切です。指示があったらすぐに動きましょう。兎にも角にも初動が肝心です。

ちなみに指示を受けたその瞬間が大事な一発目の認識合わせのタイミングです。自分なりに解釈して、上司の指示内容で足りない部分を推定しながら情報を足して行くんです。資料作成の指示であれば、いつの会議で聞く相手は誰なのか、それであればこういう内容も盛り込む必要がありますよね、のようにその場でどんどん確認してしまうんです。分からないことがあればその場で素直に聞いてしまいましょう。

なんだかよく分からないけどとりあえずやってみるか、では最悪です。方向性が全く違う内容となって全ページ修正しなければならないなんて羽目になります。上司が明確に指示しないのが悪いという話もありますが、逆にそれがチャンスなんです。テキパキと確認の返しをすることで、「おお、よく分かってるじゃないか、気が利くね」となるんです。

そして忘れてはならないのが期日の確認です。
「いつまでですか?」と直接聞いても良いですが、相手がどれくらいまでに必要なのかを想像して、来週の頭くらいで良いのか、今週いっぱいなのか、明日までなのかを考えてそれを提案してみましょう。こうすることで常に相手の立場にたって考えているということが伝わります。

ポイント:初動が肝心。

5.資料は完成度100%を目指さない。90%でOK!

会社では報告書やプレゼン資料、企画書などありとあらゆる資料を作る機会があります。
すぐに動いてすぐ完成できるのであれば問題ありませんが、そう簡単に終わらない場合もあります。

例えばあなたが上司から2週間後が期限となる資料作成の仕事を受けたとき、どのように進めますか?

オススメは以下のような方法です。※期限前日に一気にやろうなんてのはもってのほかですよ。

仕事を受けた翌日には骨子(完成度20%程度)を持っていきます。骨子は方向性のアウトラインが分かるようなものですね。
これだけで、おお早いね、仕事の進め方も良いね、という良い印象が植えつけられます。また何よりも方向性が上司と合わせられることで後々の手戻りがなくなるというのが最大のメリットです。
次に75%程できたと思ったらまたチェックしてもらいます。
まだこの部分ができていないのですが、と前置きをした上で全体の構成を見てもらいましょう。相談したいことがあればその場で相談しましょう。
そこで「完成してから持ってこい」とかいう上司であれば、そいつはまたもやクソ上司確定です。ついていく必要はありません。

そして最後に目指すべきゴールですが、それは完成度100%ではありません。
90%で良いのです。ただし、そのぶん半分の時間でこなしましょう。100の時間をかけて100%を目指すのではなく、50の時間をかけて90%を目指すんです。そうしたら同じ時間で90%の仕事が2つ分できるようになりますよね。

何事も完璧ということはありません。資料作成も最終的には人によって好みの違いがあったりして自分が100%だと思っても何かしら追加注文が来るものです。

でもそれは個人的な趣味程度の意見であることが多いのです。であれば、多少手を抜いた90%で持っていけばいいんです。
最後の指摘を受け、それを反映して完成です。

ポイント:資料作成は完璧を目指さない

6.勉強は継続

就職が決まったらもう安心、あとは惰性で適当にこなせばいいやというのはNGです。
20代、30代でいかに自分の専門性を高め、スキルアップし、知識を増やして市場価値を上げられるかが重要です。
もはや終身雇用、年功序列は過去のことです。常に自分磨きを進め新しいことをどんどん吸収していきましょう。
生々しい話ですが、40代で月給55万円の人もいれば、50代で月給35万円の人もいます。(同じ職場で。これが現実です。)

また、近頃では一つの会社に定年まで勤め上げるということが当たり前でなくなってきています。転職を重ねより良い条件で働くという方がむしろ当たり前の世界です。そのためにも会社の中でどんぐりの背比べをするのではなく、常にその業界での自分の市場価値はどうなのかということを意識しましょう。

ポイント:常に自分の市場価値を高めましょう。そしていつでも転職できるように準備しておきましょう。

7.常に次のステージを見据える

高校受験合格、大学受験合格、入社も結婚もゴールではありません。
人生、すべてのイベントにおいてゴールを迎えると同時に自動で次のステージのスタートが切られます。
常に次のステージを見据えて、そのステージに向けた準備を充実させ、その時々で生き甲斐・働き甲斐を見つけましょう!

ポイント:人生にゴールはありません。永遠にチャレンジです!

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