一流の人間こそ怒りをコントロールできる
~アンガーマネジメントのススメ~

怒る人 サラリーマン処世術

怒りの感情は誰しも自然に生まれてしまうもの。しかし今やサラリーマンが会社で怒りにまかせて怒鳴り散らそうものならすぐにパワハラでお縄です。
アンガーマネジメントとは怒りを悪と捉えるのではなく、うまくコントロールすることで自分も周りもハッピーなりましょうという考え方です。
ちなみに怒りを上手にコントロールできると寿命が7年長くなるそうですよ!

怒りをコントロールする方法

①6秒ガマン:怒りを感じたらまずは6秒間やり過ごす

怒りが生じたとき、そのピークは6秒だと言われています。6秒さえガマンできればと、怒りの感情は徐々に収まってきます。
怒りを感じたときは心の中で1、2、3、4、5、6と数えましょう。

②まぁいっか:周りとのギャップを認識する

“○○すべき”と思うことが多いほどまわりとのギャップから怒りを感じることが多くなります。許容範囲を広げていく努力が必要です。
例えば、「5分くらいなら遅刻してもいいか」vs「5分前集合が基本だろ」の違い。
常識、普通、当たり前、という言葉が頭に浮かんで来たら要注意です。特に時間の感覚には個人差が往々にしてあるものです。

③しょうがないよね:自分では変えられないことがあることを理解する

自分で変えられることと変えられないことがあることを理解する必要があります。
“せっかくのお出かけなのに雨でイライラ”のような場合、天気については自分でコントロールすることは不可能です。自分ではどうしようもないことは「しょうがないよね」と割り切りましょう。

自分で行動できることにのみ目を向け、自分の力で行動のコントロールができない事柄には、エネルギーを使わないようにするのです。

例えば、何らかの事故で電車が遅れると、イライラすることもあるでしょう。
しかし、これは自分でコントロールできる問題ではありません。自分の力でコントロールできない事柄に怒りを感じても、無駄なエネルギーとなります。このことをスムーズに理解できるようになれば、怒る必要がない場面では怒らないということができるようになります。

番外編:1分間息を止める

命の危険を感じると怒りは自然におさまり生命維持活動に入りますので、強制的に1分ほど息を止めてみてはいかがでしょうか。

アンガーマネジメントの効果

  • 働きやすい職場づくり
    人間関係で発生するストレスが極力減らせ、円滑な人間関係を保つことでギスギスのない働きやすい職場になります。
  • 仕事に集中できる環境づくり
    怒りの感情にまかせて怒鳴りつけてしまっては、怒鳴る方はイライラ、怒鳴られる方は頭真っ白、となって双方仕事に集中できない状態となってしまいます。うまく怒りをコントロールすることでパフォーマンスをアップさせることができます。
  • パワハラのリスクを回避する
    今や録画や録音は誰でもお手軽にできてしまいますので、頭ごなしに怒鳴りつけるようなことがあればパワハラで一発アウトです。自身のためにも意図せぬパワハラを防止し、無用なリスクは回避しましょう。

まとめ

アンガーマネジメントの方法は以下の3つです。
・6秒ガマン:怒りを感じたらまずは6秒間やり過ごす
・まぁいっか:周りとのギャップを認識
・しょうがないよね:自分では変えられないことがあることを理解

喜怒哀楽は生きる上では必要な感情で、ときには怒りが重要なエネルギーとなることもあります。
ただし不必要な怒りは、他人との関係も壊してしまうこともあり得るのでできる限り抑えられることが望ましくもあります。
アンガーマネジメントを身に付け、自分も他人もストレスが溜まらないハッピーな生き方を目指しましょう!


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