サラリーマンたるものメンバーに仕事を振れなければ一人前とは言えません。超一流のサラリーマンは仕事をどんどん振ってチーム一丸となって成果を出し続けていくものです。
仕事を振れない人が最終的にどうなってしまうのか?
どうしたら仕事を振れるようになるのか?今回はそんなお話をしていきます。
仕事を振れない人の末路
- メンバーが離脱していく
人は自分が役に立っていると感じるとモチベーションがアップします。逆に仕事が振られないと自分は期待されていないと感じてしまいます。その結果、部下のモチベーションは低下し、「ここにいてもつまらない、新しい居場所を探そう」となり、部下やチームメンバーが離れていきます。 - チームが解散してしまう
自分一人だけでバリバリ頑張っていても、一馬力ではたかが知れています。成果が頭打ちとなり自分を含めチーム全体の評価が低下します。その結果、チームは解散となり新しい体制が組みなおされ自分はお払い箱です。 - 自分の負荷がピークに達して体を壊す
自分の仕事量が多すぎて1日15時間労働とかしちゃっていませんか?そんなペースでは体を壊すことは必至です。仮に入院ともなれば、自分しか知らないことだらけで残されたメンバーには大迷惑をかけるし、会社にとっても大損害につながります。
仕事を振れない人の心理
- 自分がやった方が早い、または正確だと思っている
デキる人間はよくありがちなパターンです。いちいち説明してやってもらうよりも自分でチャッチャッとやってしかもミスなく正確にできるのでそっちの方がいいと自分でやってしまう、といった具合です。 - 相手への説明が面倒
これも上と同じで相手に正確に漏れなく説明するくらいなら時間も無いし、自分でやっちゃった方が楽だというふうに思っているパターンです。 - 人にお願いするのが苦手で躊躇してしまう(嫌われたくないと思ってしまう)
過去に人にお願いして嫌われたのであれば、それは嫌われる振り方をしているのが原因です。ギリギリまで自分でやって期限間近になって振るとか、背景情報無しに丸投げだったりということはないでしょうか。 - 自分にしかできないことを占有して満足したい
自分ひとりで抱え込んで、”俺だからこそできるんだ”みたいに自分に酔いしれちゃうパターンです。 - 自分も役立っていると思いたい
作業をこなすことで達成感を味わいたいということでついつい手を出しちゃうパターンです。タスクをこなしてやり終えると人間誰しも爽快感があるんですよね。でも作業をこなして成果を出すのは担当者までです。管理者であれば全体コントロールが本業です。
どうしたら上手く仕事を振れるか
振る相手に活躍する場を提供すると考えてください。部下が活躍できれば周りからの評価も上がり、組織としてのプレゼンスもアップします。
相手の得意分野を積極的に振ると相手も受けてくれやすいです。
- 資料作りのセンスがある人
- 自動化が得意な人
- ムードメーカーで仕切りが上手い人
相手の性格やキャリアプランを考えて仕事を振りましょう。
また依頼するときの言い方も大切です。
NG
○○までに資料作って出さなきゃいけないからやっといて!
OK
○○の会議で相手は○○向けに使う資料なんだけど、前みたいにお願いできるかな。
前のやつ最初に要点がまとまっててものすごく分かりやすい資料だったからまた頼むよ。
いつもありがとね!
その仕事の意味、背景情報、目的をしっかり共有するようにしましょう。
受ける側はこれらが理解できると、仕事の精度も上がりますしモチベーションもアップします。このように自然と良い仕事ができるようになります。
自分に期待されていることは何か、自分の役割は何なのかを改めて振り返り、それを果たせる仕事以外は他者に任せましょう。
やってもらった相手には心から感謝し、それを言葉にすることで人間関係を良好に保てます。
仕事がうまく振れるようになると、
- チームが活性化する
- 誰もが、自分が役立っていることに喜びや充実感を感じる
- 得意なことをそれぞれがこなすことで成果が倍増する
- 複数名が対応出来るようになることで属人化を防ぐことができる
というようにいいことばかりです。
サラリーマンはチーム戦が醍醐味です。
どんどん仕事を振っていきましょう!
まとめ
- 仕事を振れないと・・・
メンバー離脱、チーム解散、体を壊す
→ダメダメ組織に陥ります。
- 仕事を振れるようになると・・・
チーム活性化、モチベーションアップ、成果倍増、属人化排除
→組織力フルMAXの強力な体制を作れます。
リンク
コメント