「なんで将来役に立ちそうもないこと勉強すんの?必要なことだけでよくね?」と言っている中高生はいませんか

ライフハック

中学生、高校生の皆さん、試験勉強中にそんな風に思ったことはありませんか?
大人の皆さんも昔はそう思ってたなんてことがあるんじゃないかなと想像します。

では逆に聞きます。
オリンピックに出れたり、音楽や芸術などの分野で人よりもダントツに秀でた才能がありますか?

あればOK!人類の宝です。その道を極めて第一人者を是非とも目指してください。

でも、普通というか大多数の一般人はダントツの才能なんて無いんですよね。
人よりもダントツに秀でた才能が無い人は生きていくために学力で勝負するしかないんです。

その上で、答えは明確です。3つあります。

なぜ関係なさそうな勉強もやらなきゃならないのか

理由その1.壁を乗り越えるヒントに

様々な分野の知識を得ることで、知識の引き出しが多くなり物事を多面的に見ることができるようになります。将来困難にぶち当たった時、様々な分野の知識が解決のヒントになり得ます。
例えば、技術革新は動物や植物の構造をヒントにして実現できたということが多々あります。

【具体例】
①カメレオンの舌はなぜ掴めるのかを研究し、それを応用したらどんな形状でも優しく掴める自動機ができた。
②新幹線の空気抵抗の少ない流線型のボディはカワセミのクチバシやフクロウの羽がヒントになっている。
③象の鼻を参考にしてロボットのアームができた。

理由その2.将来の選択肢の幅を拡大

あらゆる勉強をしていると将来の選択肢の幅が広がります。得意なことが多ければ多いほど、知識を沢山持っていれば持っているほど将来就く仕事を自分の好きに選択できるようになります。”これしか出来ないから仕方なくやる、それも一生!”となってしまうと辛いですよね。

理由その3.採用試験の一次フィルター

最後の一つは一番シビアです。社会に出る時、最近では減っている傾向にあるとは言えいまだに採用試験で学歴が重視されます。なぜでしょうか?

それは「インプットしてそれを自分のものにしてアウトプットする」という基本ができているのかの判断の尺度に使われるからです。

学校の試験勉強ごときも満足にできないやつは社会ではいらん、となるんです。
悲しいけど現実の話です。

以上3点からもはや学生は勉強するしかありません!

社会人ももちろん勉強は必要

では社会人になったら勉強しなくてよいのでしょうか?
答えは否!むしろ社会人になってからの勉強の方が重要です!

社会人になったらより実戦に直結する分野の勉強が必要になります。ただし必要なことを勉強し、すぐに仕事へ生かせるので学生ほど苦にはなりません。楽しさとやりがいがある勉強になるので決して悲観的になる必要はありません。

社会人になれば全て自己責任です。勉強するもしないも本人の自由!継続できる人、できない人で20代後半から30代にかけてどんどん差が開いていきます。常に自分の市場価値を高めるよう自身を磨きましょう。

学生時代の勉強は、社会人になってからの勉強の練習期間(ウォーミングアップ)と思ってください。

今の勉強のスタイルが将来のスキルアップに役立ちます。今のうちにより効率的で身になる学習方法をどんどん試行錯誤してください。

まとめ

関係なさそうなことも勉強することの意味は、
 ・一見役に立たなそうなことでも応用することで役立つことがある
 ・将来の選択肢の幅を広げる
 ・就職試験の一次フィルター対策
です。

学生さんは四の五の言わず、勉強してください。
というか勉強は学生だけじゃなくて社会人もね!

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