最強の学習法は「小学生に教えるつもりで勉強する」

ライフハック

どのように学ぶと効率的なのかというお話です。
勉強するとき、本を読むとき、情報収集するとき、みなさんはどんなふうにやっていますか?
何か心がけていることはありますか?

結論

まずは結論です。
“教えるつもり勉強法”が最強です。

「後輩に後で教えよう」、「パートナーに教えてあげよう」、「子どもに教えなくっちゃ」
というように後で誰かに教えようと思いながら学ぶようにしてください。
特におススメなのが小学生に教えるつもりで勉強するという方法です。

何がいいのか?

本当に教えるかどうかは別として、本気でそのつもりで取り組むと学びが濃く、深くなります。
その効果は以下の3点です。

  1. “なんとなく分かった”から脱却できる
  2. 要点を理解できる
  3. 知識が定着する

1.”なんとなく分かった”から脱却できる

例えば、こんなケースをイメージしてください。
・入門書を読み進めていき最初は順調だった。
・途中、なんかちょっと小難しいことがでてきた。

普通モード
・まぁちょっとスルーして先に進んでみるか。
・なんとなく理解し、勉強した気になって終了。(自己満足の世界)

教えるモード
・ん!?どいうこと?このままでは説明できないぞ。(アラートが立つ!)
・どういうことを言っているのか周辺知識を収集。
・本質を理解しようと心がける。

結局は大変な努力して多く学べってことじゃね?
そりゃ時間かけて頑張るんだから深く学べて当然でしょ。
根性論だったの?

いえ、違います。一見大変ですが、長期視点でみると相対的には大変ではないんです。

一つ一つを少しずつ学ぶより10のことを関連付けて学ぶことの方が楽になるということです。

2.要点を理解できる

次にこんなケースをイメージしてください。
・本を読み進めてみた。
・ほぼほぼ理解することができた。

普通モード
・サラサラーっと一通り読む
・うん、まぁそうだよね。知ってるわ。(おしまい)

教えるモード
・分かりやすく説明するにはどうしたらいいんだろう・・・。
・説明の順序は・・・。
・例えるなら・・・。
・活用するには・・・。

教えるモードだと自分の中で小学生向けに噛み砕くことで要点を整理できるんです!

これは私が塾講師をする中での実体験として痛感しました。
教えようと準備することで自分の理解がどんどん整理されていくんですよね。

3.知識が定着する

ラーニングピラミッドというものをご存知でしょうか。
この数字や構造について科学的に実証されていないといった批判もあるようですが、多角的に学ぶためのツールとしては有用であり個人的は納得性も高いと考えています。

これによれば学習の定着率は人に教えるという行為が最も高いということが分かります。

ラーニングピラミッド

まとめ

小学生に教えるつもりで勉強する方法が最強である(最強かどうかは不明だけど)
・”なんとなく分かった”から脱却できる
・要点を理解できる
・知識が定着する

一見大変ですが長期視点では相対的には楽な学習法です。

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