マキネッタとフレンチプレスの違いを解説

コーヒー

どちらもコーヒーを淹れる道具ですが出来上がりがちょっと違います。マキネッタは通常のコーヒーよりも濃いエスプレッソに近いコーヒーを淹れることができます。フレンチプレスは濃さはペーパードリップと同等ですが、油分までしっかり抽出される特徴があります。

マキネッタ

直火式エスプレッソメーカーのことを一般的にマキネッタ(Macchinetta)と呼びます。

マキネッタは3つの部品に分解されます。

・サーバー:抽出されたエスプレッソが溜まるところ。(写真右)
・バスケット:コーヒーの粉を入れるところ。(写真中)
・ボイラー:水を入れるところ。 (写真左)

  1. まずはボイラー部に水を入れます。(2カップ用で約100ccが目安)
    ※安全弁の下まで水を入れます。

  2. 次に、バスケットに極細挽のコーヒー粉を入れ、ボイラー部にセットします。
    粉は押し込まずに平らにならす程度でOKです。

  3. ボイラー部の上にサーバー部を取り付け、コンロにかけます。

    抽出されたコーヒーは上部のサーバー部にたまります。

  4. 沸騰するとボイラーの中の蒸気圧で水が押し上げられ、コーヒーの粉が入っているバスケットを通過し、抽出されたエスプレッソがサーバーに溜まります。

    マキネッタでコーヒーが抽出される仕組み
  5. デミタスカップに注いで、できあがり。

    砂糖をたっぷり入れてキュッと飲むと最高です。

エスプレッソの抽出時間は弱火で約3~5分ぐらいで、ポコポコという音がするとボイラー部分の水が空になった状態なのでそれが抽出完了の目安となります。

マキネッタはイタリアでは圧倒的に広く普及しており、どの家庭にも最低1台はあるといわれています。

フレンチプレス

フレンチプレスは、金属のフィルターで濾すため、ペーパードリップとは異なりコーヒーの油分まで余すことなく抽出できます。そのため、コーヒーの素材本来の美味しさを味わうことができます。

淹れ方は非常に簡単で、熱湯を注いで4分待つだけ。誰にでもいつも同じ味わいのコーヒーが淹れられます。技術ではなく素材勝負のコーヒーと言っても過言ではありません。

  1. 粗挽きのコーヒーをフレンチプレスに入れます。(コーヒー豆の目安:プレス容量 350ml=16g、500ml=24g、1000ml=42g)
  2. 熱湯を注ぎ始めると同時に、4分の計測を開始します。一湯目は半分くらいまで注ぎます。
  3. タイマーが30秒ほど経過したら、二湯目を注ぎます。注ぎ終えたら、蓋をしてタイマーが4分経過するのを待ちます。
  4. 4分たったら、プランジャーをゆっくり押し下げます。
  5. カップに注いで、できあがり。

フレンチプレスで淹れたコーヒーには、うまみ成分のつまったコーヒーオイル(油分)がしっかりと抽出されます。
ペーパードリップとは違う味わいが楽しめます。

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