結論から言うと大腸がん検診を生まれて初めてやったのですが、そこで2つもポリープが発見されました。
ポリープの話は一旦置いておいて、今回は、”大腸カメラなんてやったことない”、”どんな感じなんだろう”という方のためにどんなふうに検査したのかをレポートしたいと思います!
(あくまで自分のときはこうでしたという体験レポートとなりますのでその旨ご了承ください。)
前日の準備
検査の前日は、朝ご飯から消化に良いものを食べる必要があります。
もちろん昼も夜も。
もらったチラシがこちら。
とにかく「具なし」です。スープもうどんも味噌汁も。
とても味気ないメニューですがちゃんと検査するためにもガマンです。
夕飯を済ませた後、21時に下剤を飲みます。
処方された下剤は2種類です。
①プルセニド2錠:あずき色の小さい錠剤
サンファーマ株式会社プルセニド錠12mg
②ラキソベロン1本:目薬のような容器に入った液体で、150mlの水に入れて飲みます
帝人ファーマ株式会社 ラキソベロン内用液0.75%
前日に下剤を飲む理由は、腸に残ったままの状態で腸管洗浄剤を服用するとお腹が張ったり、吐き気を起こしたりするためです。あらかじめある程度便を出しておくと比較的楽に腸管洗浄剤を服用できるそうです。
検査当日の流れ
検診の3時間前までなら水200mlまで飲んでOKです。
朝9時にクリニックの受付を済ませ、上下のスエットのような検査着に着替えます。
まずは下剤で腸のお掃除
腸管洗浄剤(モビプレップ)を服用します。
詰め替え用洗剤みたいなパックに入っていて、2リットル入りの透明な液体です。
EAファーマ株式会社 モビプレップ配合内用剤
【飲み方】
①紙コップで180mlを10~15分かけてゆっくり飲む
②さらに同じ要領で2杯目を飲む
③次に水を180ml飲む(水はゆっくりではなくどんどん飲んでOK)
この一連の流れが20~30分かかり、これで1セット。
お通じが黄色の透明の液体しか出なくなるまで、これを3~4セット繰り返します。(必要に応じてさらに増やすようです)
自分は4セット飲み切ったところで終了になりました。
ちなみに4セット飲むとモビプレップ1440ml、水720mlとなり合計2160ml飲んだことになります。
時間にしてだいたい1時間半程度かかりました。
肝心の味ですが、甘じょっぱくかつちょっと酸っぱい感じがしてかなりマズイです。
変な梅干し味?しかもぬるい。(キンキンに冷えてたら、大量に飲むからそれはそれでお腹痛くなっちゃいそうなのでやむなしですね)
ということで量の面でも味の面でもかなりしんどいです。
結局飲んでいる最中にトイレには8回行きましたが、4回目あたりからは透明になってました。
大腸カメラによる検査
腸の準備OKということで、その後さらに別の検査着に着替えます。
それまではトレーナー地の柔らかいスエットみたいな検査着でしたが、いざ大腸カメラをやるときは浴衣みたいに羽織るのと不織布のようなパンツに着替えます。パンツはお尻部分に切れ込みがあって内視鏡が通るようになっています。
処置室に案内され、ベッドの上に横になって水分補給の生理食塩水を点滴で入れていきました。その後、横から鎮静剤を加えると、あっという間に意識が飛びました。
ちなみに、鎮静剤を使うと意識が朦朧とするため、その日の自動車、バイク、自転車、危険を伴う作業は禁止とのことです。
鎮静剤を入れた直後にすぐ意識が飛んでしまったので、「横になって足を抱える体勢になってくださいね~」と言われたなーと思ったところで、次に気づいた時には「終わりましたよ~、30分座って休んでてください~」というふうに一瞬で処置が終わってました。
まさにザ・ワールドを体感した感じ。
そのため、カメラの痛さとか異物の感覚とかは全く感じませんでした。それがいいのか悪いのか、多少どんな感じなのか怖いもの見たさ的なノリはありましたが、とりあえず痛い思いをしなかったので良しとしましょう。
30分後、先生に呼ばれ説明を受けたところ、5mm~1cm大のポリープが2つ発見されましたと写真を見せてくれました。
発見場所的には↓このへんです。
これは取った方が良いらしく、紹介状を書いてもらい後日別の病院で取ってもらうことになりました。
まだそのポリープが何ものなのか、良性なのか悪性なのかも良くわかりませんが、早めに行って手術で取ってもらおうと思います!
結果は後日、乞うご期待!?
手術が終わったら美味しいケーキを買って帰るんだ!(完全に死亡フラグやないかい)
まとめ
- 大腸カメラ検査の前日の食事はひたすら具なし
- 腸管洗浄剤は味も量もキツイ
- 痛いのが嫌な人は鎮静剤の使用がおすすめ
- 40歳超えたら是非検査しよう(普通にポリープありました)
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