とうとう我が家にもコロナがやってきた(自宅療養中)

ライフハック

今まではテレビのニュースを見ていて、「お~、今日は4000人超えちゃったか~」とどこか違う世界の出来事のような感覚で割と他人事でした。ところがつい先日、次女がコロナ陽性であることが判明し、一気に自分事になりちょっと焦ったのと、へぇ~こんな風に対応するんだと、初めて知ったことがあるのでご紹介します。

初期症状

最初に熱が37.0℃出て、喉の痛みと、軽い頭痛、鼻水が出るという典型的な風邪の症状でした。
熱も出ているし、このご時世、一応病院で診てもらった方がいいかねということで、翌日、かかりつけ医の発熱外来を予約しました。

感染判明

病院へ連れて行き、お医者さんも、「周りに感染者いないようだし普通の風邪っぽいけど一応PCR検査しときますか」みたいな軽いノリでしたが検査することになりました。
結果は3時間後に分かるということで、そのまま風邪薬を処方してもらい一旦帰宅。
ほぼ時間通りの3時間後に病院から電話があり、「コロナ陽性でした」と。
ええ、マジすか!普通にかかるんだ、と謎の感想を持ちつつ、なんとか現実を受け止めました。
病院からは「今後の対応は保健所から連絡が行きます」とのことでした。

学校の部活で感染?

詳細は省きますが、次女が通う高校の部活で感染した可能性が高いです。同じ部活で複数名の感染者が出てしまいました。まぁ、今では1日で全国2万人を超えて感染している状況なのでどこでかかってもおかしくない状況ですね。

保健所からの連絡

夜9時近くになり、保健所ではなく区役所から電話がありました。今保健所はてんてこまいで、順次電話対応しているとのこと。その区役所の担当のおじさんも激務らしく(?)今にも死にそうな声でした。
連休明けで件数がものすごく多く、処理が間に合っていないとのこと。保健所からは別途明日連絡が行くとのこと。
いや、本当に大変そうです。区役所、保健所間で連携して対応されていて、同じ説明を何百回もしてるんだろうなと思うと頭が下がります。
翌日、保健所の担当者から連絡がありました。

保健所から連絡いただいた内容はざっくり↓こんな感じ。

【発症者本人の自宅待機の期間・条件】

  • 発症後10日間は自宅待機、かつ回復後72時間経過していること。
  • 最後の3日間で症状がある場合は延長となる場合があり、保健所との相談となる。
    ※最終的に条件を満たせばPCR検査を行わずに療養終了となる。
    ※例えば8/8に発症した場合は、8/18まで自宅療養、8/19から外出可能。
     ただし、8/16,17,18に症状が出ていないこと。

【同居家族】

  • 自宅療養中は部屋を分けできる限り隔離する。
  • 一緒にご飯は食べない。
  • ハブラシを置く場所も分ける。
  • 感染者が洗面所、風呂を利用したらアルコール消毒する。
  • 家の中でも同居家族も全員マスク着用。
  • こまめに手を消毒すること。
  • 家族は生活必需品で必要最低限の買い物のみOK。
  • 不要不急の訪問者は受け入れない。配達員も極力接しないよう配慮する。
  • 発症者の体温と酸素飽和濃度を毎日2回計測する。
  • 報告はLINEで行う。
  • 家族の体温や症状がないかの報告も毎日行う。
    →こちらはチャットボットで会話形式で答えていく形。サクサク登録できます。
  • 下記の緊急性の高い症状がないかを経過観察する。

【緊急性の高い症状】

  • パルスオキシメータによる酸素飽和濃度:93%以下(正常値は96-99%)
    ※つい先ほど見たニュースでは東京都では95%以下であれば入院対象と言っていましたね。
     うちは神奈川県ですが、県によって基準が変わってくるのでしょうか。空き病床数によっても違いがありそうですね。
  • 表情/外見:唇が紫色になっていないか、顔色が悪くなっていないか
  • 息苦しさ:息が荒くなっていないか、息苦しさはないか、胸の痛みはないか、ぜーぜーしてないか
  • 意識障害:ぼんやりしていないか、もうろうとしていないか
    →異常があれば神奈川県コロナ119番に連絡する。
     ※LINEからワンボタンで電話できるようになっている。

【濃厚接触者の自宅待機期間】

  • 感染者本人と部屋を隔離した日を0日とし14日間は自宅待機が必要。
    ※例えば8/10が隔離日であれば、14日間待機ということで8/24まで待機、8/25から通常生活に戻れる。
    ※ただしこれは強制ではなくあくまでも保健所からのお願いということだった。

【その他】

その他聞かれたことは、

  • 宿泊療養を利用するか。
    →うちは自宅療養を選択。
  • 食事の宅配サービスを利用するか。
    →家族は元気なので不要。(無償らしい。ティッシュ、トイレットペーパーの日用品も届けてくれるらしい。)
  • パルスオキシメータを持っているか。
    →持っているので貸出不要と伝える。(連絡ミスなのか後日県庁職員がパルスオキシメータを届けてくれた。)

などなど。保健所の担当の方は、きっと今とてつもなく多忙なのだろうと思いますが、それにもかかわらず懇切丁寧な受け答えをしてくださりとても好印象でした。心から感謝、感謝です。

その後の経過状況

症状は悪化しておらず、体温は36.5~37.5℃を行ったり来たりで酸素飽和濃度も98とか99とか。
怠さはあるようですが鼻水や喉の痛みは治まりつつあります。
ひとまずは悪化しなくて良かったです。幸いにも家族で発症している人はまだ出ていません。

【さらにその後】おかげさまで無事、次女も回復し、家族への二次感染もありませんでした。(全員PCR検査で陰性でした)療養中不安ではありましたが、毎日パルスオキシメーターで数値を確認していたので多少不安は和らぎました。やはり数字で見るというのは大事ですね。

まとめ

  • 酸素飽和濃度は95%以下になったら要注意です。
  • 家族がかかってしまったら隔離が重要。
  • アルコール消毒をこまめにやりましょう。

    パルスオキシメーターの数値で症状の重さが判断できるため一家に一台あってもいいかもです。外見は元気そうでも肺が炎症を起こしていて重症化するケースもあるようです。
    自治体から貸し出しもされるようですが、感染者数が多くなれば行きわたらない可能性もありますので早目のご準備を。

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