齢72の父親がいまだにガラケーを使用しているのでスマホの切り替えをサポートしてきました。
かなりレアなケースかもしれませんが同じようなシチュエーションの方が万が一いらしたら参考になればと思いまとめてみました。
ドコモでの変更手続きに約2時間ほど、その後の諸々の設定で1時間ほどかかりますので余裕を持って臨んでください。
はじめに
- 父親は72歳。
- これまでは自営業の法人名義でガラケー(富士通のらくらくホン)を使用。
- 新しもの好きではなく、PCも使いこなせず。(ネットをちょこっと見るくらい)
- ガラケーの毎月の支払は4000円ちょい。(意外と高い)
- やっぱりスマホが使えた方が便利だし、周りと連絡取るのも楽だからスマホに切り替えようと決意。
- 法人名義の携帯は色々と手続きが面倒で色々なWeb手続きに制限がかかっていて不便なので名義変更して個人契約に変更しよう。
事前準備
事前準備1:必要な書類
法人名義から個人名義にするにあたって必要なものは以下の通りです。
【譲り渡す法人が用意するもの】
①法人に関する確認書類(下記いずれか1点)
・登記簿謄(抄)本/現在(履歴)事項証明書
・印鑑証明書
※発行日より3か月以内のもの。原本が必要。
②来店した人の本人確認書類(下記いずれか1点)
・運転免許証
・マイナンバーカード
・健康保険証
・住民基本台帳カード(顔写真つき)
③法人との関係がわかるもの(下記いずれか1点)
・社員証
・名刺
・代表者からの委任状
【譲り受ける個人が用意するもの】
①受ける個人の確認書類(下記いずれか1点)
・運転免許証
・マイナンバーカード
・健康保険証
・住民基本台帳カード(顔写真つき)
②毎月の支払手続きに必要なもの(下記いずれか1点)
・個人名義のクレジットカード(来店者の名義)
・キャッシュカード
・預金通帳および印鑑
事前準備2:メールアドレスの変更
ドコモのキャリアのメールアドレスは法人名義から個人名義に変更すると同じものは使えず、変えなければならないそうです。
ただし今回最終的にahamoに切り換える想定だったので、そもそもキャリアメールは使えなくなるのが前提のため特に影響はありません。
ドコモのメールから、別プロバイダーのメールアドレスまたはgmail等のフリーアドレスに移行してメール環境を整えておきます。
知り合いへのメールアドレス変更通知や、アカウント登録で利用した様々なサイトでのメールアドレス登録を変更しておきます。(これが結構めんどい)
事前準備3:ドコモショップの来店予約
ドコモショップの来店予約をしておきます。コロナ禍のため来店予約が必須です。予定日の1週間前から予約して朝いち10時の時間帯を確保しておきました。予約にはDアカウントが必要です。
事前準備4:ネットワーク暗証番号を決めておく
名義変更と共に新たにネットワーク暗証番号の設定が必要となります。ネットワーク暗証番号は簡単なものや誕生日など想像しやすいものは設定できませんのであらかじめ考えておきましょう。
事前準備5:持ち物の確認
事前準備1の必要書類に加え、今まで使っていた古いガラケーも忘れずに持っていきましょう。
(後で機種変更したらデータ移行するため)
ドコモショップでの手続きの流れ
①まずは名義変更
- 必要書類を提出します。
- 今まで使っていたドコモメールは使えなくなる、ドコモポイントは引き継げない等の説明を受け、40分ほどで滞りなく完了しました。
- ネットワーク暗証番号を新たに決める必要があるのではあらかじめ決めておいた方がスムーズです。
- 契約事務手数料は2,200円かかります。
②続いて機種変更
- 今回、富士通のガラケーからiPhone13に変更しました。超大躍進です!
※FOMAらくらくホンIII(F882iES)→iPhone13(128G) - 一通りiPhone本体に傷が無いかを確認。
画面のフィルムを購入すれば綺麗に貼ってくれるのでお願いしておきました。
気泡も入らず綺麗な仕上がりで一安心でした。 - ガラケーからスマホに切り替えということで、コースはとりあえず「はじめてスマホプラン」を設定。
この「はじめてスマホプラン」は、データ量1GB/月、5分以内の国内通話無料で1,650円(税込1,815円)というコースです。
データ1GBなんてすぐいっちゃうのでは・・・と思いましたがすぐにahamoにするので特に気にせず確定。 - 一応、Apple Careには入っておきました。
- 訳の分からゲホゲホ、ありがたいドコモのおススメオプションや光回線の勧誘は華麗にスルーさせていただきました。
- ガラケーからスマホへの機種変更の契約事務手数料は3,300円です。
※後から気づきましたがドコモオンラインショップで手続きすればこの手数料は無料になります。
ただ今回は名義変更も行ったのでいちいちこれだけオンラインでとやるのも時間がかかってしまうので結果オーライです。
③最後にデータ移行
- DOCOPY(ドコピー)を利用します。
ドコモショップにデータ移行用の端末(ドコピー)が置いてあり、それを利用することでガラケーからiPhoneにアドレス帳、写真、動画をサクッと移行することができました。 - ドコモショップの定員さんが横についてどんどん教えてくれるので超スムーズでした。いちいちminiSDカードでパソコンに取り込んで、とかせずに済んだのは助かりました。
ahamoへの移行
ドコモショップでの手続きは比較的スムーズで、多少時間はかかったものの揉めることなく終了しました。
いよいよ家に帰ってahamoへの移行作業です。
自分も含め、家族4人ともahamoへの切換え経験があったのでサクサク進むかなと思いきや、そうは問屋が卸さずドハマりしました。
ハマりポイント1
支払明細書を紙で貰うように設定していて「eビリング」を選択していなかったのがダメでした。紙の明細書送付を設定している場合はahamoの手続きでエラーとなるようです。
マイドコモのサイトで「eビリング」に切り替えました。
ハマりポイント2
ahamo手続き中に「システムエラー・エラーコード30416」が表示されました。
これは今まで法人契約になっていたため「Web手続き制限」がそのまま有効になっていて解除されていなかったのが原因でした。
そこでこの「Web手続き制限」を解除してもらいに再度ドコモショップへ。その日の受付は終了となっていて一瞬青ざめましたが、「先程の名義変更の件で」と伝えたら待ち時間なしで対応してくれました。ホッ。
10分ほどで無事解除完了しました。
その後Dアカウントを再登録、Dアカウントと電話番号を関連付け、ネットワークdポイントカードを申請、上記のハマりポイントが出なくなり無事ahamoに切り換えることができました。
20GBで、5分通話無料で税込2,970円はいいですね。
今までのガラケーで4000円強はなんだったんじゃ。
まとめ
ドコモのガラケーを法人契約から個人名義に変更後iPhone13に機種変してahamoにするまでをご紹介しました。
- 法人名義から個人名義への変更は可能。
- DOCOPY(ドコピー)は結構便利。
- ahamoへの切り替え時は「eビリング」設定と「Web手続き制限」の解除を忘れずに。
- 軽く半日以上潰れることは覚悟してください。
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